合わないもの、合わない人。
私たちは生きていると、
「何でこんな仕事に就いちゃったんだろう?」
「ネットで買い物したら思ってたのと違う。
何でこんな物が来たんだろう?」
「なんでこんな人と出会ったんだろう?」
…と思うような
自分とは「合わない」ものと、
出会う機会があります。
その時には、
イライラしたり、落ち込んだり、
残念な気持ちになったりします。
「あ〜ぁ、期待して行ったお店が
全然美味しくなかったなぁ…
払った3000円損した気分だ…」
「新しくやりたい仕事に就いたけど、
フタを開けてみれば、
思いのほか嫌な業務が多かったり、
おまけに関係者も嫌な人が多いなんて…
早速辞める気になってしまったな…」
「この彼氏実際付き合ってみると
自分とは少し違和感があるみたい…」
「結婚生活ってこんな感じなんだっけ?
もっと違うものだと思ってた…」
「パソコン講座に通い始めてみたけど、
思ったより難しいし、
行くたびに嫌いになっていくな…
せっかくお金まで払ったのに…」
などなど・・
そんな事があった時は
とてもショックです…(>_<)
しかし、
1つだけ分かることがあるのです。
それは、
「これは自分に合わないものだ」ということ。
当たり前な事のように聞こえますが…
それは、貴重な「体験」「データ」なのです。
「これは自分には合わない」
「だから最初からやらなきゃ良かった!」
・・でも、
それはやってみたから、
分かったことです!!
体験しなければ分からなかったこと。
だから、無駄ではないのです。
「合わないことが分かった」体験は、
とても貴重なものです。
なぜなら、その体験の積み重ねが、
私たちを1番ぴったりの場所へ、
連れて行ってくれるから。
「合わない」と分かったものは、
通常もうやりませんし、
「合わない人」がいれば、
卒業し、そして新しい出会いがあります。
むしろ、
「合わないもの」に出会ったからこそ
「新しいもの」を探しに出掛けた、
というキッカケにもなったりする訳です。
「合わないもの」に出会う事によって、
『自分が本当に望んでいるものは何なのか?』
『自分が本当に幸せになれる道はどこなのか?』
というものの精度はどんどん高まっていき、
よりそれがはっきりと分かるようになっていきます。
その、精度の上がった自分の意図は、
物質世界に自分の望みを思い通りに描き、
創り出すことを助けてくれます。
そして、様々なものに
出会い続けたあなたは、
最終的に、この地球の中で、
自分にとてもピッタリ合うものへと、
辿り着き、
巡り逢うことが出来るのです。
「合わないもの」は、
「合うもの」を知るために出会います。
そこにはムダなど一つもないのです。
今日もあなたの心が
愛でいっぱいでありますように…
佳奈